愛! [食事の楽しみ方]
(1歳の娘が粘土で作った「ハート」♪)
どんな食事も、愛がこめられてなければ、つまらない。
大切な人と一緒に囲む食卓はもちろん、たとえ一人で入ったレストランでも、
お店の人とのちょっとした会話で、その時間が印象深いものになった経験はありませんか?
ファーストフードよりスローフード、というのがここ数年の風潮ですが、
スローという言葉の裏に「愛情」というキーワードが隠れてるんじゃないかと思うのです。
愛にあふれた食卓を教えてくれたのは、夫。
二人暮らしだったころ、「料理は俺の趣味だから、取らないでくれ」と、
私をキッチンから追い出すほど、料理好きで味にうるさい彼は、
とても美味しい料理を、時間をかけて作ってくれます。
私が喜ぶものを。私が美味しいと言ったものを。私がビックリするものを。
あまりにも美味しいので大絶賛すると、彼が半分本気で「お店を開こうかな~」と言います。
私たちに作ってくれるのと同じくらい、愛情をこめた料理をお店で出せば、きっと成功するはず^^
今になって思えば、母の食卓も愛情いっぱいでした。
9人家族だったこともある実家では、母がいつも食べ切れないほどの料理を作ってました。
父と母が喧嘩したとき、父が「お前の料理はいつも1品多いんだ!」と怒り出したほど(笑)。
でも、愛情がなければ、そんなにたくさんの手料理を作ったりしませんよね。
時間がないと、ついスーパーでお惣菜を買ったり、
入ってすぐに料理が出てくるようなお店で、慌しく食事をすることもありますが、
できるだけ、愛や季節感を感じられる、楽しい食事をしたいものです。
お惣菜を買ったら、一手間加えたり、綺麗な器に盛って出してみる。
ファーストフード店でも、お店の人とのちょっとした会話を楽しむ、少しのゆとりを。
こどもが、夫が、一緒に食事をとる人が、「おいしい!」と笑ってくれる、幸せな食卓。
世界中にそんな食卓があふれている、と想像すると、ちょっと楽しい♪
食がキッカケで生まれる素敵な時間を、
つたないながらも、これからも記録していきたいなと思います。
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