SSブログ

ドラジェ(イタリア) [お菓子]

(写真がないとわかりづらいですが・・・そのうちアップします・・・)

今日はひなまつりです。
うちには、3つのお雛様があります。

もうすぐ2歳になる娘の雛人形を買うとき、
ドイツのテディベアメーカー「シュタイフ」の高級ベアお雛様や、
岡山らしく「ジーンズ素材の着物」を着たお雛様なども見比べて迷ったのですが、
最終的に決めたのは、いまどき七段飾りの超大物!!(出し入れが大変・・・)
親王の着物に、それぞれ、父方と母方の祖母が昔着ていた帯と着物を使った、
世界でたった1つのオリジナルお雛様です。

2つめは、10年ほど前に手に入れた、小さなガラス雛。
私は、毎年七段飾りを出すのが当たり前の家で育ったので、
一人暮らしを始めてから、何も飾らないのに違和感があり。
慎重に選んで、やっと手に入れた、作家さんの1点モノ。
玄関先やリビングにちょっと飾るなら、小ぶりなものが一番。

さらに小ぶりな3つめのお雛様を手に入れました。
ドラジェでできた、お雛様(200円。浦志満本舗にて)。

ドラジェとは、アーモンドを砂糖で包んだお菓子です。
賞味期限を調べたところ、8日というものから一年というものまで様々。

実はこのドラジェ、去年の3月に買ったもの。
あまりにもかわいくて、食べるのがもったいない~と思っているうちに一年。
今年もかわいさを保っていますが、さすがにもう食べられません・・・。

ドラジェの由来を調べてみました。
イタリアのシシリー島が発祥。紀元前177年にはローマ貴族の家で結婚の内祝い、
子供の誕生祝いとして使われ、町中の人に配られたとか。
たくさんの実をつけるアーモンドは子孫繁栄の象徴とされ、子宝に恵まれる、
幸福が訪れるという言い伝えと共にヨーロッパに広がったドラジェ。
現代でも誕生、洗礼、婚約、結婚などの祝い事に欠かすことのできない贈り物です。
また、アーモンドにはたくさんの愛に関する伝説があり、不滅の愛の象徴とされています。

ドラジェのパッケージングで、薄くて透ける布にくるまれているのをよく見かけますが、
あれは披露宴の最後に、花嫁が自分のベールを切ってドラジェを包んだという
逸話の影響だとか。

ちなみに、ドラジェの数は5粒が好まれます。
5という数は「幸福」「健康」「子孫繁栄」「長寿」「富」を表わすそうです。

日本では8が「末広がり」として好まれますが、数字に関してもお国柄が出るんですね。

ちなみに、イタリア発祥とされるドラジェですが、ドラジェは実はフランス語。
イタリア語ではコンフェッティ、英語ではシュガーアーモンドといいます。

☆浦志満本舗(企業HPが見つかりませんでした・・・)
所在地 岡山県岡山市柳町1-3-10
TEL 086-225-6639
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。