SSブログ

つくしの佃煮(日本) [家庭料理]

父方の祖母(82歳)が意識消失して入院したと聞き、ちょっとだけ実家に帰りました。
意識を取り戻した祖母は大腿骨を骨折しており、大きな手術が必要な状態だそうですが、
曾孫を見て、ニコニコと笑って喜んでくれたので、会いに行ってよかったなぁと思いました。

さてさて、私の実家は田舎にあります。
父は孫に面白いことを体験させてやろうと気遣ってくれて、
いつも、筍掘りや玉葱の収穫などをさせてくれます。

今回の「田舎体験」は、つくし摘み。
この季節ならではの味、「つくしの佃煮」を作りました。

つくし2.jpg

まず、近所の空き地で、背比べするようにたくさん生えているつくしを摘みます。
できるだけ、傘が開いている大きいものが、苦くなくて美味しいそうです。

子供のころよく、おばあちゃんと一緒につくしを摘んだことを思い出します。
「もったいない」が信条のおばあちゃんには、小さなつくしも残らず採り尽くすよう言われてて、
苦いつくしの佃煮を私は嫌ってましたが、大きいものだと苦くないんですねー。へー。

娘は、つくしのハカマ取りを喜んで、覚束ない手つきでしばらく頑張っていましたが、
「あ!歯ブラシに似てるこれ!」と思いついたらしく、歯を磨く真似をして「にやり」。
まったく、予想外の行動をしてくれます。いたずらっ子な表情が可愛くて、怒れず。

つくし.jpg

さて、つくしの佃煮の作り方はこちら。
材料は、つくし、しょうゆ、砂糖、みりん。分量は…適当に甘辛くなるように~♪

1.つくしを水洗いし、ハカマを取る。
2.しばらく水につけて、灰汁を取る。
3.鍋に材料をいれ中火にかけ、沸騰したら弱火で煮詰まるまで煮る。

独特の風味の、素朴な料理です。
ちなみに、頭の部分が苦いので、それを取って似ると、苦味があまり出ませんよ。

tukusi.jpg

「この時期だけの味」として、インターネットショップで販売されているのも見かけました。
つくしを摘むような場所がない人、ハカマ取りが面倒な人にとっては便利であり難い、
懐かしい春の味なんでしょうね。

☆さん志ょうや本家(つくしの佃煮)
http://www.3408.jp/product/kisetsu/tsukushi.html
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。